性勇者ムッツリまん

ゾーマが倒れたら何故かゾーマ城が炎上しだした。
ココは本能寺かＹｏ!?ってんだ。

死して屍拾うものなし

と、某時代劇の締めセリフが脳裏をよぎったが、そんなことを考えている場合ではない。
このままではバッツたちもレアやミディアムでは済まなくなるので脱出しようとすると、突然床が崩れた。

すると『ロトの洞窟』（仮称）の宝箱エリアに放り出された……。
ドコでどう繋がっているのかなんて考える方が無駄なのでやめておこう

そして地上に出ると上空で何かが閉じたような音が聞こえた……。
嫌な予感がするが、深く考えちゃだめだと本能が告げたので考えないことにした。
なんかルーラの行き先からアリアハンとか消えてるし〜〜

ラダトーム城へと戻ると皆が褒め称える。

バッツ： わはは、我を褒めよ称えよ、そして崇めよ!!
ファリス： ……（斬！）
バッツ： （………返事が無い、ただの屍のようだ）
レナ： ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜〜☆
バッツ： はっ!?
クルル： いい、変なことを口走るのはやめてよね？（怒）
バッツ： はっ、はひ!?
ファリス： んじゃ、行くか！
バッツ： よし、ゾーマ討伐祝いの４Ｐに行くんだな!!
ファリス： ……（斬！）
バッツ： （………返事が無い、ただの屍のようだ）
レナ： ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜〜☆
バッツ： はっ!?
クルル： 誰がこの状況でヤりに行くと言った？（怒）
レナ： ザオリクのＭＰだってバカにならないんだからね！（怒）
バッツ： はっ、はひ!?
ファリス： んじゃ、行くか！　いらん事を言うんじゃねぇぞ？
バッツ： う、うい〜す


さて、玉座の間に行ってまずは宰相と話してみると…

宰相： なんと、あとオルテガのひとつぶだねだと？
バッツ： 種とか言うな!!　えっちなのはいけないと思います！
仲間３人： お前が言うな！
バッツ： ふ、ふみゅみゅ〜ん……


そして続いて王との会話…
この国に光が戻ったのもすべてバッツのお陰だと、そしてその偉業の証にこの国に伝わる勇者の証『ロト』の称号を与えようと…

バッツ： いえ、称号は要らないので国中の若い女とヤリたい放題ヤらせてください！
仲間３人： ………（怒）
国王： ふ、そなたは国の英雄だ抱かれたいと言う女は山ほど居ようぞ
バッツ： そうですか、それならば称号も頂戴するとしましょうか
国王： うむ。
仲間３人： （……そ、それでいいのですか国王よ！）
国王： 英雄、色を好むと言うしな、はっはっは


なんと大らかな王なのか…

「そなたのことはロトの伝説として永遠に語り継がれていくであろう！」

どんな風に語り継がれていくのかは、今のバッツに走る由も無いが……

かくして、ロトの称号を受けたバッツはアレフガルドの英雄となった。
だが、祝いの宴が終わった時にはバッツの姿はもはやどこにもなかったと言う。
仲間たちの女性は「どうせどこかで女とよろしくヤッてるんでしょ」と呆れながらも
彼の子供が宿っているお腹を誇らしげにさすりながら言っていたとか何とか…

そして彼が残していった武器防具は『ロトの剣』『ロトの鎧』として『聖なる守り』は『ロトの印』として
後世に伝えられたという。

……って、っちょっと待ったぁ〜〜〜！！
バッツの最後の装備ってアレ（下記参照）ですぜ？
それが『ロトの剣』『ロトの鎧』だなんて大それたものに…


ドラクエ３ ドラクエ１ ドラクエ２
武器檜の棒＋２→ ロトの剣＋40→ ロトの剣＋40
鎧布の服＋４→ ロトの鎧＋28→ ロトの鎧＋75
盾お鍋の蓋＋２→ −→ ロトの盾＋30
兜皮の帽子＋２→ −→ ロトの兜＋20


どんな錬金術であの装備が後代に伝えられるに際して鍛え上げられていったのか、ただの棒を立派な剣に仕立て上げたのか
誰も知ることは出来無かった
そもそもそんな由緒ある勇者の装備を勝手に鍛え上げるなんて愚か者が出るとは
誰一人として考えなかったのだから……
ただ、そのお陰でロトの子孫たちは強力な装備を手にすることが出来たというのは、この時はまだ誰も知らない…