いんたぁみっしょん (3-1) 〜八重の特訓!〜

ヴィストの遊軍退治から帰り、新兵たちの練習を見ていると見違えるように成長していた。
アルバーエル将軍配下だった将軍たちの基礎教育があってこそだが、その後の八重による特訓が
新兵たちを急成長させているらしい。
既に戦場に立ったことのある兵士曰く
 「戦場の方が楽園に見えるような血の滲む特訓」
だとか……八重はいったいどんな特訓を課しているのやら。
ノイローゼのように突然パニくる兵士が居たりと…本当に大丈夫か?(汗)
落ち着くための合言葉が「お帰りなさいませご主人様」とかだから、マインドコントロールか?
さすがの俺も特訓内容を知りたいという好奇心よりも恐怖心の方が勝り、彼らには
 「死なない程度にな」
とだけ言ってその場を去るのが精一杯だった。

そしてその偵察から本陣に戻ると、またもや『王虎』の時の仲間がやってきた。
こいつの名前はアデュ、一見軽そうな性格に見えるが隊員の信頼も厚く以外にリーダー向きだ。
俺はアデュが軍内での立場の基礎さえ固まればに軍隊の1つを任せようと考えている。


いんたぁみっしょん (3-2) 〜アルイエットの成長〜

最初は使い物になるか心配だったアルイエットだが実戦経験を積んできた今となっては、更なる成長を
期待できることがわかった。そしてこいつの戦いぶりを見ていると歩兵よりも騎兵の方が向いている。
だから俺はアルイエットを騎兵にし、彼女の部下にも馬に乗って戦えるメンバーで揃えた。
これで移動力も上がり、アルイエット自身の戦闘能力も今まで以上に発揮できるだろう。