いんたぁみっしょん (6) 〜エルネアの秘密〜

俺は今日もリンデルロットを抱いていた。そして女王は今日も俺達の情事を覗いていた。
女王は俺が気付いているとはまだ知らないし、リンデルロットも行為に夢中で気付いていない。
しかしながらリンデルロットは俺を悦ばせようとあらゆる方法でアピールをし、激しく動き、
俺に淫靡な自分の姿を見せて興奮させる。
そして俺は興奮している事を彼女に伝えるべく激しく攻め立てる。
1対1でのセックスとはいえ、リンデルロットとしては他の貴族の娘には出し抜かれたくない。
貴族の娘の中では私が一番なのだという事を誇示したいのであろう。
どんな心理が働いていようと俺を気持ちよくさせるのであれば大歓迎すべき事だ。

既に3回膣内射精した俺はまだ元気でヤれるがリンデルロットは2回達して失神していた。
彼女がイッたまま失神して朝まで起きないのはいつもの事だ。俺はもう慣れている。
だが、今回は敢えて激しく攻め立てることでいつもより早く失神させたのである。
勿論、今日は次の相手が居るからである。

俺は情事に魅入っていた女王を見た。そして女王はようやく俺に気付かれている事を知った。
だが彼女は動かない、いや動けないのか。
俺が彼女を抱くメリットはそんなに無いのだが、俺のオスとしての本能が彼女を求めているのだ。
女王の背後に回るとそのまま抱きしめ、豊満な果実を大きく揉み扱った。

 女王:は、離してください。無礼ですよ。

「人の情事を覗く方が無礼なのではないのか」と言いつつ、俺は彼女の首筋に舌を這わせる。
彼女は俺から逃れようと身体を動かすが、それには力が無い。
本当に非力なだけか、それとも逃げる振りをしているだけなのか…
俺は彼女が既に『女王』から『一人の女』に戻っていると確信している。
だからこそ、彼女の豊かな胸を形が変わるほどにギュッと握り、首筋に這わせ続けている舌で
彼女の味を確かめる。甘美の香りが俺の口内を支配していく。
俺はその味を更に求めるように吸い付いた。
もう、女王は抵抗しない。
いや、最初から抵抗する気は無かったのだろうが、その『形だけの抵抗』すらしなくなっていた。
おれは先程激しく搾るように握った胸を今度は優しく揉んでやる。
更に平行して舌を首筋から、頬、そして唇の中へと滑り込ませていく。
彼女の歯は俺の舌を拒まなかった。

 女王:こ、このような真似……いい加減にしないと怒りますよ。

全く持って説得力の無い声色で彼女は言う。
表情こそ怒っているように見せているが目と声色は明らかに違う、オスを求めるそれになっていた。
俺は彼女の表情を無視して再び彼女の唇を奪おうと顔を近づける。彼女は逃げない。
唇を奪う、彼女は動かない。そして今度は俺も舌を動かさない
すると、彼女から舌を絡めてきた。嫌々ではなく、むしろ積極的に求める動きである。
俺はキスを愉しみながら彼女の着ているドレスのスカートの裾をたくし上げた。

女王はスカートを捲らると自ら壁に手をつき、尻を突き出してきた。
胸に比べると小振りだが整った尻が俺を誘うようだ。
まぁ、胸のサイズが規格外すぎるから決して尻肉に豊かさが無いというわけではないのだから当然か。
俺は尻を揉み、舌を下着の上に這わせる。

 女王:あん……

女王の身体が硬直したが、俺は気にせず彼女の股間部を重点的に舐め続ける。
手は尻を揉み、尻肉を左右に広げたりしながら舌での愛撫を続ける。
女王は自ら腰を動かし、俺に無言の要求をする。
俺は彼女の下着をゆっくりと脱がせていくと俺の唾液とそれ以外の液でべっとりと濡れた秘所が顔を出した。
女の独特の匂いが充満し、俺はその匂いを吸い込みながら女王の膣内を舌で舐め尽くす。
更にクリトリスを吸い上げると彼女の陰部からまるで漏らしたかのような大量の愛液が放たれた。
どうやらイッたようだ。

女王は荒い呼吸をしながら腰を落とさないように耐えていた。
しかし、俺は舐め続けるだけで次の行動には移らなかった。
女王は腰の動きで催促するが、俺はそれを無視し続ける。

 女王:こ、ココに貴方のモノを入れてください

彼女は恥らいつつも俺にそう告げる。
だが、俺は無視をして彼女に言った。
 「命令してください」
と。
彼女のソコは亡き前王の為のモノである。俺はそれを彼女に改めて認識させる為にもそう言ったのだ。
勿論、俺は今すぐにでもこの俺を誘っている秘穴にぶち込みたい欲望を持っている。
しかしそれではダメなのだ。
『俺に命令する』事で『俺が女王を犯した』ではなく『女王が俺を求めた』と自覚させたいのだ。

 (女王:もうヤメテ、私の理性はもうゼロよ!)

エルネアは女の悦びを求めるよう、俺に言った。

 女王:命じます。貴方のモノを私の淫らな穴に入れて動きなさい!

既に準備万端だった俺はすぐさま彼女の膣内に入る。ずっと挿入れたくて仕方が無かったのだ。
膣内の心地よさに思わずクラクラしてしまう程の名器だ。

 女王:あっあっ……も、もっと激しく突きなさい!

女王の命じるままに俺はペースを上げ、そして彼女の膣内に放った。
すると俺は疲労感に襲われた。そりゃそうだ、リンデルロットを直前まで抱いていたのだから。
しかし、俺のモノだけはまだまだ元気が有り余っているかのように元気である。

 女王:つ、続けなさい!

最終的に女王の膣内に3発、アナルに1発の精液をぶちまけた。
すると、女王は快楽のあまり失神していた……

同じく失神していたリンデルロットよりも早くに目を覚ました女王は身繕いを終えると

 女王:この事は内密に、厳命です

と言って部屋を出て行った。
その毅然とした態度に先程までの行為が夢だったのではないかとさえ感じたが、部屋の中に滞る
独特の性交臭や床に飛び散る精液や愛液たちが現実だった事を思い知らせてくれた。

………掃除しとかなきゃな…