遭遇戦 （４）

ルトの街を奪い、ビルド領についに足を踏み入れた俺たち。
しかし、進軍ルートの関係上ヴィスト王国軍本隊と分断された奴らが遊軍としてエルト王国領内で
コソコソと活動をしているらしい。また諜報部隊も忍び込んできていると八重からの報告があった。
ふむ、それならば……遊軍連中を始末しつつ、諜報部隊を捕らえるように罠を張るとするか。
俺は八重に指示を出し、アルイエットと共に遊軍退治へと出陣した。

『テンプルナイツ』
アルイエット隊
（騎兵）		カミュ隊
（重騎兵） 		アデュ隊
（傭兵）		キューベル隊
（剣士）
『マイヨ・ルカ』
ルカ隊
（騎兵）		スー隊
（弓騎兵）		 トール隊
（剣士）		サラ隊
（弓兵）
『ロスローリアン』
ロシェ隊
（騎兵）		ジン隊
（傭兵）		 アロセール隊
（弓兵）		アニス隊
（魔法兵）
『ドラグスレイブ』
ゲンドウ隊
（傭兵）		シーザ隊
（傭兵）		 ラウ隊
（傭兵）		只深隊
（輸送兵）
『スーパーサブ』
ヴァイス隊
（傭兵）		− −−

遊軍討伐部隊用に若干編成を変更し、今回も『テンプルナイツ』と『ロスローリアン』で出撃した。

敵さんはいきなり討伐部隊が来たので浮き足立っているように見受けられる。
こんなに早く追撃部隊が来るとは思ってもいなかったのだろう。
俺がエルト王国に加担していることはまだヴィスト側には気付かれていないようだし
それがこっちにとっていい具合にプラス材料となっている。

ターン数部隊名行動地域収支備考
ターン１ テンプルナイツ地域活動名も無き平原Ｃ＋25万Ｂ　
テンプルナイツ移動名も無き平原Ｆ　　
テンプルナイツ地域活動名も無き平原Ｆ＋25万Ｂ　
ロスローリアン移動名も無き平原Ｂ　　
ヴィスト遊軍第三一軍団移動名も無き平原Ｉ　　
ヴィスト遊軍第三二軍団移動名も無き平原Ｉ　　
ヴィスト遊軍第三三軍団移動名も無き平原Ｉ　　
ターン２ ロスローリアン地域活動名も無き平原Ｂ＋25万Ｂ　
テンプルナイツ移動名も無き平原Ｉ　　
テンプルナイツ連行名も無き平原Ｅ　vsヴィスト遊軍第三一軍団
ロスローリアン移動名も無き平原Ｅ　vsヴィスト遊軍第三一軍団（撃破）
ヴィスト遊軍第三二軍団移動名も無き平原Ｆ　　
ヴィスト遊軍第三三軍団移動名も無き平原Ｊ　　
ターン３ テンプルナイツ移動名も無き平原Ｆ　vsヴィスト遊軍第三三軍団
ロスローリアン地域活動名も無き平原Ｅ＋25万Ｂ　
ロスローリアン移動名も無き平原Ｆ　vsヴィスト遊軍第三三軍団（撃破）
ヴィスト遊軍第三二軍団移動名も無き平原Ｇ　　
ターン４ テンプルナイツ移動名も無き平原Ｊ　　
テンプルナイツ支配活動名も無き平原Ｊ＋25万Ｂ　
ロスローリアン移動名も無き平原Ｇ　vsヴィスト遊軍第三二軍団
テンプルナイツ移動名も無き平原Ｇ　vsヴィスト遊軍第三二軍団（撃破）

今回の戦闘を終えてアルイエット隊、カミュ隊、アデュ隊、ロシェ隊、アニス隊がランクアップ。
アルイエット隊は獲得経験地が２割増になる『研究者』のスキルを、アデュは１割増の『学ぶ者』のスキルを
アニスは使用すると攻撃力、守備力、移動力が上がる『隊列』のスキルをそれぞれ習得した。
カミュ隊、ロシェ隊はスキルの習得を見送ることになった。

この勢いをそのままにもう一箇所、奴らが隠れているという情報があった地域へと向かう。




遭遇戦 （５）

ここで傭兵ギルドに「契約できるものが来たらすぐに送り込んで欲しい」と予約を入れておいた
『大魔法使い隊』が『ドラグスレイブ』の連中と共にやって来るという早馬の伝令が届いた。
傭兵ギルドには他にも契約できる新規部隊が増えたようだが、俺たちが必要としているのは魔法系だ。
面識のない『大魔法使い隊』の１小隊のみで合流させるのは難しいと、八重が機転を利かせて軍を再編。
その上で『ドラグスレイブ』の部隊に『大魔法使い隊』を案内させるという事だ。
さすがは俺の自慢の副官だ、今夜はベッドでたっぷりと可愛がってやろう。

精鋭歩兵隊大魔法使い隊バリスタ隊
800万Ｂ2000万Ｂ500万Ｂ

その伝令を受けた俺は『ドラグスレイブ』に合流することにし、『ロスローリアン』とブラックナイツを
拠点へと送り返すことにした。
そして以下の軍編成のうち、『テンプルナイツ』と『ドラグスレイブ』で次の遊軍殲滅を行う。

『テンプルナイツ』
アルイエット隊
（騎兵）		アデュ隊
（傭兵）		 キューベル隊
（剣士）		イシュタル隊
（第１大魔法使い隊）
『マイヨ・ルカ』
ルカ隊
（騎兵）		スー隊
（弓騎兵）		 トール隊
（剣士）		サラ隊
（弓兵）
『ロスローリアン』
ロシェ隊
（騎兵）		カミュ隊
（重騎兵）		 アロセール隊
（弓兵）		アニス隊
（魔法兵）
『ドラグスレイブ』
ジン隊
（傭兵）		ゲンドウ隊
（傭兵）		 ラウ隊
（傭兵）		只深隊
（輸送兵）
『スーパーサブ』
ヴァイス隊
（傭兵）		シーザ隊
（傭兵）		 −−

ターン数部隊名行動地域収支備考
ターン１ テンプルナイツ地域活動名も無き平原Ｃ＋25万Ｂ　
テンプルナイツ移動名も無き平原Ｂ　　
テンプルナイツ地域活動名も無き平原Ｂ＋25万Ｂ　
ドラグスレイブ移動名も無き平原Ｆ　　
ヴィスト遊軍第三一軍団移動名も無き平原Ｉ　　
ヴィスト遊軍第三二軍団移動名も無き平原Ｅ　　
ヴィスト遊軍第三三軍団移動名も無き平原Ｉ　　
ターン２ ドラグスレイブ地域活動名も無き平原Ｆ＋25万Ｂ　
ドラグスレイブ移動名も無き平原Ｅ　vsヴィスト遊軍第三二軍団
テンプルナイツ地域活動名も無き平原Ｂ＋22万Ｂ　
テンプルナイツ移動名も無き平原Ｂ　vsヴィスト遊軍第三二軍団（撃破）
ヴィスト遊軍第三一軍団移動名も無き平原Ｅ　（壊滅）
ヴィスト遊軍第三三軍団移動名も無き平原Ｅ　　
ターン３ ドラグスレイブ地域活動名も無き平原Ｅ＋25万Ｂ　
ドラグスレイブ移動名も無き平原Ｉ　　
ドラグスレイブ支配活動名も無き平原Ｉ　　
テンプルナイツ連行名も無き平原Ｉ　vsヴィスト遊軍第三三軍団（撃破）

余裕で敵を撃破すると早速加入したイシュタル隊と俺の隊ががランクアップした。
俺の隊は『治療』よりも回復力が若干高い『緊急治療』のスキルと、HP上限が500上がる『兵士の憧れ』を習得。
イシュタル隊には『魔法の矢』のスキルを習得させた。
『火の魔法』や『水の魔法』よりも射程が長く、敵単体を攻撃できるので移動力が１しかない魔法使い系には
必須とも言える呪文だと俺は考えている。
『魔法使い隊』であるアニス隊はまだそれを覚えるところまで育ってないが、『大魔法使い』クラスだと
『魔法の矢』は基礎呪文のようで、一発で覚えられるのである。

さて、コレでひとまずヴィストの残留遊軍は片付けたかな？
諜報部隊の方はどうなったのか、拠点へと戻ってみるとするか。