レースゲーム参戦記
(MONACO GRAND PRIX RACING SIMULATION2)
- 第9戦イギリスGP 〜シルバーストーン〜
- 早くもシーズンの折り返し地点まで進んだ今年のグランプリサーカス。
- 私にとってシルバーストーンは今までのカテゴリーで
- 何度も走った事があるサーキットなので、エンジンの非力さを
- 差し引いてもそれなりの結果を残せるだろうと考えてサーキット入りした。
- そして予選、いつも通りチームが出してくれたイニシャルセッティングの
- マシンでアタックを開始した。
- いくら他カテゴリーで走り慣れたとはいえマシンが違うと
- コーナーの感じが変わって見え、クラブやウッドコートで
- 何度かミスをしてしまう。
- それでもアタック3周目で107%通過タイムを出した私は
- 7周目にはさらにタイムアップした。
- まだ行ける自信があったがアビーカーブの立ちあがりでミス、
- レフトフロントタイヤをバーストさせてしまった。
- ピットインしてタイヤ交換後アタックをかけるも、
- スローカーに引っかかりタイムアップはならなかった。
- それでも予選は今季最高の6位!、3列目に並ぶ事が出来た。
- これで初ポイントどころか表彰台も夢ではなくなった。
- そして迎えた決勝、私は緊張しながらもいいスタートを切り
- 中央突破から3位にジャンプアップした。
- しかし、コプスの飛びこみでふらついた隙に2台に抜かれ5位、
- だが、まだまだレースは長い。
- じっくり行こうと思いマシンを立てなおして戦線に復帰した。
- ところがその直後ベケッツでまたもちょっとミスをした隙に
- アーバインに抜かれてしまう。それでもまだ6位、ポイント圏内だ。
- ストウコーナーをうまく立ちあがり、アーバインを射程に捉えた私は
- クラブコーナーの飛びこみでインを突こうとした………が、そこには
- アーバインの前のベルガーが居て慌ててブレーキを踏んだ
- その隙を突いてクルサードに先行される。
- ………ついに入賞圏外に落ちてしまった。
- 入賞圏外に落ちた事により逆に冷静になった私は
- 着実にコーナーを回り、2周目のルフィードからウッドコートの間で
- クルサードをパス。再び入賞圏内に入った。
- そして5位のアーバインへの追撃を開始した。
- 勝負は5周目のハンガーストレート、チャペルからの加速が決まり
- ストレートでアーバインのアウトに並ぶ事が出来た。
- しかしエンジンパワーがあるフェラーリが前に出る。
- 私は必死に食らいつこうとストウでのブレーキを遅らせた。
- その結果サンドトラップに片輪を落としバランスを崩してしまった。
- ようやくマシンを立てなおしたら順位は10位まで後退していた。
- 翌周にもクラブコーナーの縁石でスピンし14位に順位を落としてしまった。
- 7周目には2周目同様ルフィードからの加速でモルビデリをパス。
- この周回にビルニューブがリタイヤした事もあって12位に順位を上げた。
- しかし次の周の同じポイントでアクセルオンが少し早くリヤが滑り、
- モルビデリに 抜き返されてしまう。
- そこから再び追走、抜くタイミングをうかがい続ける。
- 迎えた10周目、インフィールドセクションでモルビデリのラインが
- 乱れた隙を突いた。しかし、接触ノーズにダメージを受けてしまう。
- すぐさまピットでノーズ交換をし20位でピットアウト。
- そのまま順位の変動はなく残り2周の最終コーナーで
- トップが来たので道を譲り、1周遅れの20位でゴール。
- 悔しさの残るレースだったと同時に、同一周回でのバトルができ、
- オーバーテイクもできたという自信に繋がる収穫があったレースだった。