マーシャルはもっとルールを勉強しろ!


2003.11.03
今日は鈴鹿サーキットで見た、マーシャルカー運転手&助手席の人について
いろいろと語ってみたいと思います。

場所は2003年フォーミュラニッポン最終戦、鈴鹿。
レース序盤にTeam LeMansの金石年弘選手が最終コーナーでスピン。
コース上にマシンを止めた事でコースにはセフティカーが導入された。
セフティカーはレースのリーダーの頭を抑えてスロー走行(安全運転)をする車で
レースの先頭が来るまでに追いついてきたレースカーは先行させなければなりません。
なのに、今回のマーシャルは長い時間Olimpic Kondoの立川選手の頭を抑えつづけました。
彼の今回のレース戦略では、この『抑え込み』がなければ表彰台圏内でゴールも
十分有り得たレースでした。それをマーシャルカーが完全にぶち壊したわけです。

レースディレクターも先行させるように指示しなかったのでしょうか?
数周の間、周回遅れ寸前な位置で周回を重ねさせられる立川選手とその順位以下の選手達。
普通、セフティカー走行中にピットに入れば、その隊列の一番後ろにつけます。
しかし、この隊列だと、同一周回なのにピットに入った瞬間周回遅れになってしまうわけです。
まぁ、誰もピットに入らなかったからまだ見ているコッチも救われたんだけど…
でも、「マーシャルカーの人間やレースディレクターはルールを知っているのか?」
というのが最後まで脳裏をよぎりました。

運営サイドがレースルールを把握できてないのに運営しているのはどうかと思います!