あの地で朽ち果てたいと、帰る度に思う。

久しぶりに帰った相原は、成瀬より寒くて、

雪がまだところどころ残っていた。

変なコンテナがたっていて、梅林が潰されていた。

道ばたのお家の塀が壊れてて、補強してあった。

ほんの些細なことなのに、知らなかった自分が悲しい。

わたしの街が、わたしのものでなくなってゆく…。



2005.01.12

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