あのころから10年たって

服も新しいお気に入りのイマージュで、

それに合うカーディガンもわざわざそろえて、

マニキュア&ペティキュアも塗って、

ネックレスも服に合わせてオリジナルのを選んで、

髪形も品良くセットして、身だしなみ整えて、


今日の私は最高級。

自分でそう言えるほどがんばって、みがいて、綺麗にして。

人にも目をみはられるくらい力を入れて。


あの中で輝いていた。浮くくらい(笑)。


少しはあの人の目にとまったかな?

みちがえたと、思ってくれたかな?


話したかった。

いたずらに、ではなく触れたかった。

もっともっと声が聞きたかった。


少しは変わってしまったけど、あのころのまま。

奇抜に変身してなくて良かったと、ほっと一安心。

彼女がいると聞いても揺るがない気持ち。


あぁ、あのころのまま。


一生忘れられないだろう。忘れたくない。

『想い出』。


2005.05.04

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